2021年 4月 1日
北 九 州 市 水 泳 協 会
会 長 淺 野 洋 一 郎
 この度、北九州市水泳協会の会長を拝命しました浅野でございます。
北九州市の皆様には、日頃より協会の活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
輝かしい歴史を持つ北九州市水泳協会の会長という重責を賜り、身の引き締まる思いでございます。
就任にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

 さて、北九州市水泳協会は昭和38年(1963年)に北九州市と同時に発足しました。翌年の東京オリンピックには、地元八幡製鉄水泳部から6名の東京オリンピック水泳代表を輩出するなど、まさに日本水泳界をリードする水泳王国となりました。その後、アトランタ五輪代表平泳ぎ 宮崎義伸選手(KSGときわSS,直方高校) また、ロンドン五輪200M平泳ぎ銀メダルの 鈴木聡美選手(オールウェイズSC,九州高校)が日本代表として活躍しました。以降は、毎年北九州のジュニアスイマーがジュニアオリンピック、全国中学、インターハイ、国体等で活躍するなど伝統を引き継ぎ、現在も元気に活躍しているところであります。

 さて、2020年6月に待望の新桃園プールGMAP(グローバルマーケットアクアパーク桃園)が新築オープン致しました。メインプールが50M×8レーン(水深1.4〜1.8M)、サブプールが25M×6レーン(水深1.3〜1.35M)、観客席が800名、カラーの大きな電光掲示板、年間を通じた室内空調完備(冷暖房)という施設の概要です。このような申し分のない整った環境ができたことはすなわち、北九州のジュニアスイマー育成、強化の環境が整ったということでもあります。このように我々は待ちに待った新桃園プールというホームベースを得て『北九州から再びオリンピック選手を!!』のスローガンのもと、今後年間を通じた合宿や合同練習会を開催してまいりたいと思います。

 また、合宿については全国各地からの希望チームも多く、世界水泳に向けた日本代表チームや外国のチームからの問い合わせもあるようです。このようなイベントが実現すれば、交流を通じ北九州の子供たちにとっても大きな夢と刺激を与えてくれるものと期待しています。
 これからも北九州市(行政)、スイミングクラブ、学校との連携をとりながら、地域スポーツの普及発展と競技力の向上に努力していく所存でございます。今後とも、皆様方の引き続きの力強いご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、北九州水泳関係者各位のご尽力に対し、心から感謝の意を表しましてご挨拶とさせていただきます。